城下町

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犬山城下町 3万5千石 with 歴史地理学

3万五千石の犬山藩はなく、尾張藩の筆頭家老の成瀬家の城下町として、犬山は今に続きます。昭和50年代の街並み保全運動 から、地方都市における古い街並みの観光地化の流れの中で、犬山は国宝の天守を城下から仰ぎ見る街並みを作り出し、飛騨高田と並ぶ観...
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刈屋 城下町 2万石 with 福山10万石 

刈谷と言えば、JR駅前に大きな本社工場を持つ、豊田自動織機、デンソー、アイシン、豊田紡織を思い浮かべましょう。刈谷には亀城公園と名付けられた公園が衣浦湾に面してあり、亀城という城の跡なのだとは理解していても、城壁、櫓はもちろん、石垣すらなく...
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田原 城下町 1万石 with吉田 7万石

名工大建築学科 昭和49年度学士論文より 渥美半島は田原市であること皆さん知っていましょうか。そして、江戸時代に田原藩が渥美半島にあったことなど知らないでしょうね。私も名工大内藤研究室に入ってから、豊橋市はかって吉田藩であり、城下町であった...
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西尾 城下町 2万石⇒大給松平氏 6万石  with 岡崎 5万石

三河国29万石は徳川家の故地として、譜代大名が分割統治していました。矢作川沿いに拳母城(豊田市)2万石、岡崎城5万石と、河口に西尾城6万石がおかれ、豊川河口には吉田城(豊橋市)7万石、あと、尾張との国境の境川河口に刈谷城2万石、渥美郡に田原...
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桑名 城下町 11万石 with 高松、福岡 2024/01/24記

桑名は城下町というより、広重の浮世絵にあるように、東海道53次の42番目の宿場町として有名です。41番目の宮(熱田)とを東海道唯一の海路「7里の渡し」で4~6時間でつないでいたのですが、天候待ちもあって、桑名の旅籠は120軒(宮は250軒)...
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大垣 城下町 10万石  2022/04/30FB記

正保の絵図の中でも美しいことで有名な大垣。安八間郡(あはちまのこおり味蜂間郡)と、揖斐川沿いの郡として古代より知られていた。 672年の安八磨郡には大海人皇子(後の天武天皇)の湯沐令として多品治がおり、郡全体が大海人皇子の湯沐邑だったと考え...
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50年前の私の卒業研究結果から日本の都市史を始めます。その前史は、1200年間随一の都市であった京都なのですが、それは後の論文に回します。400年前忽然とあらわれた城下町から現代に伝える都市の話です。 400年前に日本150カ所に一斉にでき...