ポンタックのブログ

台北に日本を見る

台北を食べつくす。

気がついたら「台湾に行っていないなぁ~」で、2016年に10日間、一人11万5千円で行ってきました。「台北の霊廟建築に日本の古建築を知る。」とはじめ、「日本の古建築」にまとめましたが、ここでは台北での「喰いもん」と「台北に日本を見る」をまと...
タイの建築論 木造、霊廟

チェンマイ・バンコク9日間 2013年

「10万円で行けるよ。」「優しく可愛い女性ばかりだよ。」「飯は安く美味い。」「マッサージは毎日だよ。」「行くなら乾季、12月だな。」と、30年仕事でバンコクを訪れる同僚から言われ続けていたのですが、出張は設計部員がいる上海とシンガポールだけ...
アテネの建築

アテネの建築

「ローマを見ずして建築を語るな。アクアポリス、アゴラを見なければ建築家とは言えない。」と、ありていに私も西欧文化の建築教育を受けています。ローマ、イタリアはyomeも大好きで4回訪ねていますが、アテネ3日間は今回トルコ旅8日間のついででした...
トルコのドーム建築

美味しい国・トルコ Delicious country, Turkey

サラリーマンを2012年定年退職したなら「外国チョイ住み」をやってやろうと思っていたのですが、なかなかAirbmbのハードルは高く、その前に新橋のエージェントを相手に、日本語でトルコTürkiyeとアテネAthensのツアーを企画しました。...
名古屋城天守木造化に反対

新薬師寺 「原形に復元されたの?」と、東大・海野准教授に問いたい。

つつましやかな本堂です。入母屋屋根の勾配は浅く、組み物を持たない軒が正面7間にかぶって水平線を強調しています。立面デザインは、窓のない白壁と中央の3間の扉との対比であり、この簡明さを私は桂離宮と比べていました。重い本瓦葺きであり、木割りは太...
寺社建築

元興寺 GANGOJI is the oldest japanese temple.

最も古い寺なら、法隆寺(斑鳩宮601年、再建690年)ですので、「オカシイ!」となりますが、50年前、西岡棟梁の薬師寺金堂(1976年竣工)を見に行った私は元興寺もついでに訪ねたのでした。江戸時代に奈良は元興寺の伽藍の跡地を使って興福寺の門...
ランドスケープ

日本庭園 森蘊と共に Japanese Garden with Osamu MORI

著作「庭園とその建物」日本の美術第34号1969年至文堂刊。「庭園の鑑賞法は<庭いじり>から行うべし。芸術鑑賞には、すべからく活動から入るものであるが、特に庭のデザインでは、最初は素人であっても趣味教養が高く、感覚の秀でた人が、一度自作の楽しさを経験すると、建築はともかく、庭園だけは他人に任せられなくなる。幾度となく重ねると、専門家の及ばない着眼点から、時代の達人となる。夢想国師によって固まった「枯山水」の抽象的な石組には、古代から伝わる「自然風景式庭園」として「縮景」されたものでない、仮託された何かを感じるし、八条宮智忠の桂離宮「回遊式庭園」から、茶会の庭「路地」が生まれた。」とあったような、ええ半世紀前の記憶ですので怪しいですが。著作「庭園とその建物」1969年至文堂刊には、そのように書かれています。この講演で使われた専門用語(上記太字)をこれから順に書いて行きます。
名古屋城天守木造化に反対

「古建築を復元する」海野聡 著、2017年3月古川弘文館 刊 、1800円の紹介

海野さんの「復元」の守備範囲は「古建築」ではなく、「古代建築」です。彼の「復元学」を批判します。建築史学で「古建築」というと、半世紀前は江戸初期まででしたが、今は江戸末まで含みます。「城の復元」「木割書」まで入れてしまっては、彼のこの平屋建...
城下町

浜松 城下町 遠江国浜松藩7万石

浜松といえば、世界に名を成す二輪のホンダ、スズキ、カワサキ、ヤマハ発動機があり、楽器のヤマハ、河合楽器も有名です。ものづくりの町、浜松ですが、工場は郊外にあり本社ビルも工場内にありますので、城下町を基に発展した浜松市は、静岡県西部(遠江国)...
食魔亭

食魔亭 2025年3月23日

品数を減らしました。