気がついたら「台湾に行っていないなぁ~」で、2016年に10日間、一人11万5千円で行ってきました。「台北の霊廟建築に日本の古建築を知る。」とはじめ、「日本の古建築」にまとめましたが、ここでは台北での「喰いもん」と「台北に日本を見る」をまとめます。
今回はスマホが使えて、地図アプリもOK。
日本で、事前に行くところの地図を手書きして、漢字が読めなくても、漢字を頼りに歩こうとのメモ書きを司馬遼太郎「台湾紀行」を元に作りました。
一元=3、3円



町の食堂を覗くワザ二つ①外の看板から、何を食べるか、麵屋か飯屋かを決める。②店内の漢字の品書きを見、想像をめぐらし、注文票に印をつける。
①外の看板から、なにを食べるか、飯屋か麺屋かを決める。
飯屋はドンブリの具材が表に飾ってあるし、麺屋は湯気立つ鍋がみえる。
朝飯屋は豆漿(ドウジャン豆乳の事)とあり、炒飯屋は鉄板が見える。 麺屋でも、魯肉飯(ルーローハン五香粉たっぷりの豚のバラ肉)はある。

②店内のお品書きをじっくり見て、店の注文票に書く
どの店も、自慢の売り物があり、それは、最初に出てくるので、周りの客が食べているものを見て、漢字の意味を探り、探検するのだ。なぁーに失敗しても死にはしないと。
小菜というおかずがあるが、この店は自分で取れ!
領収書は出ないのが普通です。その都度、メモってました。




18日 四神湯 しゅうまい 豚の腸の揚げ


18日の夜、着いて、さぁ何か食わなければと、ホテルの周りを歩き回った結果は、
「日本語のメニュー」に引き寄せられたというおそまつ。
日本人が昔から多い、歓楽街「林森南路」で、アウディで乗り付けたアベックが四神湯。
そうか、湯はスープと知った次第。豚の腸も、柔くて、、、魚といっても? 魯肉飯(ルーローハン)とは、豚バラ肉であり、滷肉飯という煮込み料理だったのが、音が同じ魯が使われたとの事でした。3品170元 560円


19日 清湯麺 あげ豆腐の炒め 炒飯 春巻き


19日の昼、台湾101の上から見て、光復市場を発見。初めての台北メシ探検であった。


後からみると、一番メニュー数の多い店に、最初に飛び込んだのであった。羹(あつもの)=〔熱い物の意〕野菜や魚肉などを入れて作った熱い吸い物145元。500円
清湯麺を頼む。麺は、油麺が小麦のラーメンで、冬粉がビーフン、陽春麺は米粉の麺だと知る。



19日の夜 台北の銀座と言われている頂好の京星港式飲茶に。2階だった。




まずは、ウーロン茶を頼みます。50元。おおきなポットですが、おかわりをしました。良い香りも、二煎目になると仕方がないですね。飲茶を悩む前に、小さい方のメニューからチャーハンを決めます。210元。定番のエビですが、ご飯はぱらぱら、チャーシューも、なんだろう。あと、レタスはあるな。とにかく5mm角に細かく刻み、おいしいことこの上なし。日本では、このコメを使わないのでこうはいかないな。
海老シュウマイは二色(緑とオレンジ)ものです。皮の色とフンワリ感で、当たり前より35元高く、4個で105元。茶色のは、肉団子で、肉とでんぷんで味ははんぺんのよう。肉まんは、ホカホカ。あんはトマトに豚の角煮に、辛みもありました。
テーブルに醤油があるのですが、梅林醤がちょっと酸っぱくてあいます。あとで、冷えたチャーハンにもかけました。旨い!
最高なのは、春巻きの変わり種。柔らかな皮に包まれたつぶされたエビ味。真ん中は、皮パリパリで、中に大根か冬瓜か、一緒にサクッといただけます。アーモンドが主張する春巻きは、なんと甘い。プリプリのエビ。野菜、揚げ、エビで、これほどの変化を出すとはさすが香港のお店。6品で677元。2200円
20日 小籠包 牛肉麺 酸辣湯 湯青菜みそ
小龍包、意外と簡単に食べられるのです。「小仡」といって、つまむ小皿料理なのです。イートインスタイルの専門店がありました。
シャモジはプラスチックの使い捨て。大きな冷蔵庫に、せいろ ごと 凍ったままの小龍包を入れて置いてあり、一個売れれば、次を蒸す段に足し入れるのです。一口で入る大きさ8個で80元。280円。熱々で美味しい。


20日の昼 士林駅の前 スイカのジューススタンドでした。
20日の夜 牛肉麺(ニョウロウミエン)を食べたくて、酒泉街で店を探す。160元。550円
牛肉麺、酸辣湯、湯青菜みそ、湯青菜みそ、もう漢字でなんとなくわかります。
麺が きしめん の様に幅広でした。でも、味はうどん でした。厚みがね、薄くないのです。




21日アイスコーヒー 炒飯専門店 薬膳鍋

21日迪化街茶行
間口8m奥行き80mの木造屋を小奇麗に改装して、
アイスコーヒー 一杯150元 500円と高い。場所代だね。
21日の昼 持ち帰りが多いので、テーブルはお粗末だが美味い。客が多いのでわかる。炒飯の具材が大きいので安いのだ。60元=200円。 アイスコーヒー一杯で二人分食べられる。日本にはこういう安いイートインはないな。



21日夜 薬膳鍋 無老鍋 中山店 朝鮮人参をかじったら、ゴボウの味。あと、私にわかるのは、昆布、生姜、ニンニク、唐辛子、クコの実、ニラ、ナツメ。家鴨の血を固めたもの、凍豆腐。
谷口さんならわかる?のが、木の実の形で3種。全部、歯でかじりましたが、苦い、薬の味、???

スープはどちらも鶏のダシですが、白は豆乳で、赤は唐辛子となにか?最初は赤で食べ始めるのですが、途中から白ばかり。白はスープも飲みました。モンコウイカというには、とても小さい。縮んでしまい、ニンニクとの区別がつかず、ニンニクも口の中に。(^_-) トロリ、と とろけてしまいました。ニンニクの初めての食べ方です。臭くなくて、これなら、家でも食べられそう?肩ロース。あと、トリも頼みました。魚の練り物、湯葉も おいしいです。メニューには、日本語で説明が書かれていますが、野菜の根菜類、ニンジン、たけのこ、かぼちゃ、とうもろこし、あと、イモの練り物?も。デザートのシャーベットで、口元さっぱり。お酒を欲しくないのは暑さのせいもあるのでしょうか。もう、ビールだけで十分です。鍋に白菜は中国でもでしたが、レタスもしゃきしゃきして、鍋に良いのを発見です。 1561元カード払いに



22日 鉄観音 肉燥乾米粉 タウナギで紹興酒

22日朝 猫空
席料60元/人
鉄観音450元
お湯を沸かして飲み放題。余った茶葉は持ち帰る。中国茶道を教えてもらいました。器をあっため、急須の上にもお湯をかけます。
22日昼 135元 肉燥乾米粉(豚肉そぼろかけビーフン)が旨い。麺には、烏賊の煮たのが載っていた。魚の漢字で頼んだら!



22日夜 タウナギ、紹興酒、小籠包、葉の餃子、高菜とハムの炒飯、エビ入りワンタンスープ1419元 5000円




23日 麻油黄金蟹 魚の豆味噌煮
台湾海峡に面する、淡水駅まで出かけて魚を探しました。NYでもそうでした。中国人は今を生きた魚しか食べません。




23日の昼 麻油黄金蟹
蟹を甲羅ごとぶつ切りにして天ぷらに。!(^^)! 名前からしておいしそうですが、ほんとに美味しいのです。
小さいけどハマグリがダシに効いています。鶏のスープも使って、最後の仕上げにゴマ油。香りたち、一気に3個たべました。



魚の煮もの 火のついた台の上に、豆味噌のシッカリスープに沈んだ白い魚。こりゃ、ナンダ!腹びれが上に。背開きなんだろうが、魚をこう見せるものなのか?豆、ネギ、ニンニクをどけると、背の黒い皮がでてきました。内臓は背にある!? 白みあっさりというかボソボソの身ですが、皮の下の脂はきつく、皮はナマズのようにぬめりがあります。280元なので、買い置きが効く大衆魚のはずですが市場にはいなかった魚? 合計 1144元


今川焼を求めてワザワザ行きました。3個30元。夜市では、草汁20元。


食材 市場 夜市


















24日 芋園 王記府城肉粽

24日昼
グアバのジュース80元
芋園のモチ。氷小豆に 三つ豆を足した感じ。タロイモとサツマイモと小麦のモチ45元。


24日夜 王記府城肉粽 60元 椎茸と栗も。マメ粽45元、大根スープ45元、細麺パクチー45元、合計195元



25日 餅 スペアリブ 台南意麺・チキンラーメンの元 マンゴ・メロン


25日昼 餅に挑戦。蓮根だった。
担々麺を、アナゴとニラと、スペアリブで。海老焼売。計710元



25日夜は、台南意麺。混ぜそばは、乾意麺40元。ニンニクとエビ味噌と、、、なんとかを箸でグルグル混ぜていただきます。大変おいしいですが、水がないとね。ええ、いつもペットボトル!(^^)!持って歩いています。
汁麺は、湯意麺40元。チキンスープの穏やかと、平麺の縮れぐわいから、安藤百福さんの「チキンラーメン」の原点だと確信しました。魚ボールはわたしには固すぎですが。
湯青菜は、付け合せの定番30元。ここの味噌はニンニクが強いな。
メインは60元の蝦仁巻(エビの揚げ物)。熱々です。それを甘いタレにつけていただきます。合計 170元


25日深夜 果物を食べてないとスーパーでカットフルーツ。マンゴとメロン(^^♪

26日 鵞鳥(ガチョウ) 鴨(アヒル)

ガチョウは漢字で鵞鳥、喰ったぞ!ガンを家禽化した、英語でグース。
骨をしゃぶり超美味かった。26日昼 365元
アヒルは家鴨で鴨と書く。店員はカモと日本人に言うが鴨を家禽化した、英語でダック。
で、チキン鶏がないのだ。


26日 最後の夜は、新萄苑 上海料理で赤坂にも店を出す。チャーハンは、ラーメンの次によく食べましたが、外れ無し。260元。
今日のは、エビ、鶏肉、豆ですが、どのチャーハンでも具は米粒のように細かくされており、それが美味しい。我が、食魔亭は刻んで盛り付けるだけを心掛けていますが、この細かさは無理です。
ここまで、細く切れるものか!豚肉。350元。あと、椎茸、ハム、ピーマン、、とにかくみな細く切られていて、口の中で渾然一体となる美味さでした。



小龍包は、やはり、上海料理店で。
お決まりのお汁がプシュー。それだけ熱く、薄い皮がピンとはっていました。
小龍包は4回目かな? 一番旨い 160元。
ウーロン茶 160元
10%のサービス料をとらえ、計 1408元
結局、一番高い飯は薬膳鍋であった。老人二人ではとても食べきれない。
スープは、牛にしました。
30分かかると言われ、チャーハンを残して待ちましたが、待ったかいがありました。
このような肉が4切れ入っていました。別に煮ています。
まさに、極上のコンソメスープです。180元。



2009年 上海での食事
「魚はこれです。」と生きている事を示しに来ました。


上海の茶館は茶請けが多く、飲茶は饅頭が多かった。どちらも上海の有名店です。


台北に日本を見る
台北観光の写真なのですが、ところどころに日本の写真を入れて、台北の写真から日本を振り返っています。Jpeg で、そのまま入れていきます。





















